リハビリテーションとは単なる機能回復だけではなくではなく、「人間らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」が重要で、そのために行われるすべての活動がリハビリテーションなのです。
リハビリテーションのスペシャリストである理学療法士はフィジカル・セラピスト(PT)とも呼ばれ、病気、怪我、老化現象などさまざまな原因によって生じた機能障害に対する療法を行い、1人1人の人生に合った生活能力を獲得し、豊かな人生を送るようになるようお手伝いしていきます。
当院では患者さまの症状にあわせて運動療法と物理療法を取入れて、効果的なリハビリテーションを行っています。
※当院のリハビリテーションは保険診療になります。
主に生活習慣病(高血圧・動脈硬化・虚血性心疾患・糖尿病・高脂血症等)に効果的とされており、心臓疾患・脳疾患など、「生活習慣+ストレス」により生ずるその他の疾病についても、運動により生活習慣を改め、運動によりストレスを軽減することで、予防・治療効果を得ることも期待されています。
関節の曲げ伸ばしにより関節の可動範囲を広げたり、バーにつかまって歩行訓練を行うといった体を動かすことで、筋力を増強し、運動の再学習を行う療法です。
当院の運動療法は理学療法士が患者さまひとり一人の症状、都合に合わせて最適なリハビリの内容、スケジュールを作成し、予約制で個別に実施していきます。
また、医師による診察でリハビリ経過を確認し、『病名』、『現在の身体状況』、『リハビリ内容』などが記載されたリハビリ実施計画書を月に1度発行します。
なお、医療保険で運動療法ができるのは原則150日と期限が決められています。この期間で定期的にリハビリを受けていただき、当院だけではなく、ご自宅でも行える運動方法を覚えていただきます。
要介護被保険者(要支援、要介護の認定を受けている方)は維持期に当院での運動療法(運動器リハビリテーション)を受けることができなくなりますのでご注意ください。
物理療法(ぶつりりょうほう)とは、理学療法とも呼ばれマッサージや温熱療法、凍結療法、電気療法、光線治療など薬物を利用せずに物理的な手段を用いて痛みを和らげ、関節の可動範囲を広げるなど生活動作を容易にする療法です。
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医療法人社団 良保会 奥秋整形外科