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9:00~12:30、15:00~18:30

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患者の気持ち

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老夫婦

この病気は骨量の減少、骨の微細構造の劣化により骨の脆弱(ぜいじゃく)性が増し、鬆(す)が入ったように骨の中がスカスカの状態になり、骨がもろくなる病気です。
骨がスカスカになるとわずかな衝撃でも骨折をしやすくなります。

骨粗しょう症になるとこんな危険性があります

  • 高齢者の寝たきりの原因のうち約20%が「骨折」といわれています。中でも「大腿骨(だいたいこつ)」という太ももの骨の骨折が問題となります。つまり、骨折をきっかけに寝込んでしまうと、骨折が治った後も自力で歩くことが困難になってしまうのです。
  • 背骨が圧迫されてつぶれていく(圧迫骨折といいます)と、背中が丸くなり内臓が圧迫されるため消化不良や便秘になったり、食べたものが食道に逆流しやすくなり胸焼けがしたりします。
  • 背中や腰などに、骨折に伴う痛みが出てくることがあります。
  • 痛みのために、日常生活での動作が制限され、行動範囲も狭まってしまいます。

主な治療法

お見舞い

当院では血液検査で骨代謝マーカーを調べ、患者様に合わせて「薬物療法」「食事療法」「運動療法」を行なっていきます。

薬物療法

骨粗しょう症薬剤には作用別に次のような分類をすることができます。患者さんの状態に合わせて薬剤を選択します。

  • 骨吸収抑制剤、調整剤 (アレンドロネート、ビスフォスフォネートなど)
  • 疼痛対策(除痛)
  • 骨形成促進剤 (フォルテオ)
  • 補充(ホルモン、ビタミンなど)

骨吸収抑制剤は骨密度を高め、骨折防止効果、特に脊椎圧迫骨折、大腿骨頚部骨折の予防効果が大規模な研究で示されています。

食事療法

食事療法

カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨密度を増加させる栄養素を積極的に摂り、骨を丈夫にするのが骨粗しょう症の食事療法です。
カルシウムとビタミンDを同時に摂ることで、腸管でのカルシウム吸収率がよくなります。
また、タンパク質の摂取量が少ないと骨密度の低下を助長しますので、食事量が少なくなりがちな高齢者の方は注意しましょう。 栄養やカロリーのバランスがよい食事を規則的に摂るのが、食事療法の基本となります。

  • カルシウムを多く含む食品牛乳、乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品など
    *骨粗しょう症や骨折予防のためのカルシウムの摂取目標量は、1日800mg以上です。
  • ビタミンDを多く含む食品サケ、ウナギ、サンマ、メカジキ、イサキ、カレイ、シイタケ、キクラゲなど
  • ビタミンKを多く含む食品納豆、ホウレン草、小松菜、ニラ、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツなど

運動療法

ウォーキング

日光の下でウォーキングなどの運動を毎日続けましょう。骨に適度な圧力が加わり、骨が強くなります。 また、運動を続けると血液の流れが良くなるので、骨を作る細胞のはたらきが活発になります。
筋肉もきたえられ、身のこなしが良くなると、転びにくくなり、骨折の防止にもつながります。 ただし、自分に合った運動を心がけ、無理をしないようにしましょう。

適度に日光に当たるようにすると、骨の吸収を良くするビタミンDが活性化され、強い骨を作るのに役立ちます。

医院概要

医療法人社団 良保会 奥秋整形外科

住所
〒140-0013
東京都品川区南大井 6-24-9 興産大森ビル4F
TEL
03-5753-8282
メールアドレス
info@okuaki-seikei.com
診療時間
月・火・水・金9:00~12:30  15:00~18:309:00~12:30 ※受付は診療開始15分前より行っております
休診日
木曜・日曜・祝日
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JR京浜東北線「大森駅」から徒歩3分
京浜急行「大森海岸駅」から徒歩10分
(自転車・車でご来院の方は隣の※西友の駐輪場・駐車場をご利用いただけます。)
(※有料)


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